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 2021年1月、人間ドックを受けました。

 初めて尿潜血(目に見えないほどの血が尿に混じっている)反応が出ました。「大したことないだろう」と思いつつ、やっぱり気になったので、泌尿器科に行きました。改めて尿を調べると、また反応が出ました。

「がんの可能性を潰したいから、精密検査を受けてください」
「えっ? が、がん、、、ですか?」

 自分には生涯関係ないと思っていたワードが急に出てきて、血の気が引きました。「がん」について、次のように説明されました。

・血尿の原因は大きく分けて3つ。①がん(膀胱、腎臓etc)、②結石、③腎臓の病気

・人間ドックの数値を見る限り、腎臓系の数値は異常なし。そして排尿痛もないとすると、用心のため、がんの可能性を潰しておいたほうがいい
※うろ覚えですが、こんな感じのことを言われました

 当時、私の頭の中では「がん=大病」「がん=下手をすると死ぬ病気」「がん=手術、闘病」という大ざっぱなイメージしかなかったため、「もしかしたら死ぬ、、、?」「妻と2歳の娘はどうなる?」とかなり深刻にとらえていました。

 この世の終わりのような顔をしていたのか、すぐにお医者さんからは「念のためですよ。それに血尿は原因不明なことも多いから、そこまで気にしないで」とフォローされました。

 バランスのいい食事と適度な運動を心がけ、健康に気をつかって生きてきました。身長173センチ、体重58キロと、体型は学生時代と変わらず、人間ドックはずっとオールAでした。

「もう38歳だし、がんになることだってあるか、、、」

 検査結果が出るまで1週間かかります。自分を安心させるため、「がん」「血尿」「尿潜血」「膀胱」「腎臓病」「症状」といったワードで検索し、いろんなwebサイトや動画を見ました。その中に、次の動画がありました。



「めちゃくちゃわかりやすいな」
「予防医学、、、、って何?」
「病気を予防する学問? 聞いたことない」

 これが「予防医学ch」との出会いであり、『40歳からの予防医学』の著者、森勇磨さんとの出会いでした。

続く